住む場所を決めよう
市町村を選ぶ
近年の不景気とともに地方自治体の財政は、かなりの低迷をしています。そのため、ある程度の健全な財政力をもつ自治体を選ぶ必要があります。
なぜ・・・
各市町村ごとに、サービスは違っているのですが、単純に財政力がない所は、サービスが悪いと考えられるからです。
財政力指数
各自治体で財政力指数というものを出しています。どういうものかは、税の収入額を需要額で除したもので3年間の平均なのですが、1以上は、自前で資金繰りができている所で、1未満は国から資金(交付税)をもらっているということです。
(注意:たまにパーセント表示の場合もあります。)
この情報は、インターネット上で調べられます。
(例:検索にて [○○県 財政力指数]などで引っかかります。)
0.7以上が理想?
私が思うに、健全な財政状況を判断するには、この財政力指数が0.7以上はあってほしいと思います。(もちろん高ければ高いほどサービスは良いと思います。)
たまに0.2などと低い自治体もあります。このような自治体は、今国が進めている三位一体改革が進むと国からの交付金がなくなり、いずれは、つぶれてしまう可能性もあります。
次は地盤の良いところを選ぶ
地盤や地質は、家を建てるのに大変重要になります。軟弱地盤を選ばないようインターネットや各自治体で調べる必要があります。
切土と盛土
土質が良くて、切り土であれば問題はないと思いますが、盛土の場合は注意が必要となります。もし盛土であれば、直接行った業者に盛土を行った年や方法について確認しておきましょう。
注意:田んぼを埋めた跡地などは特に注意が必要です。
土地に接する道路
家を建てるには、土地が道路に接していなければなりません。また、道路は幅員が4m以上なければなりませんので、覚えておきましょう。どうしても4mない場合は、セットバックする必要があります。(セットバックとは、自分の土地の一部を道路にすることで元々ある道路を4m以上にすることです。道路の向かい側に宅地がある場合は、その宅地とセットバック分を2分する分だけセットバックすれば許可となります。)
土地を買うときは、
土地を買うときは、次のことを必ず確認しましょう。家が建てられなかったり、後で余計に費用がかかることになります。
・現地に境界杭があるか
・農地でないか
・保安林でないか
・測量図があるか
・市街化区域であるか
・文化財発掘の必要があるか
・その他家が建てられる土地なのか
条件がそろっていると土地は高めになってしまいますが、後々を考えれば、いい場所を選んだ方が良いと思います。
土地に接する道路の埋設物を確認する。
道路には、排水施設、水道管、ガス管等が埋設されています。生活する上で排水や水道施設は大変重要なものです。必ず確認しておきましょう。また、ガス管が埋設しているかもついでに調べておきましょう。
災害のおきやすい場所をさける
地震、台風、大雨など、災害の種類はいろいろありますが、大雨によって災害を受けたことがあるか等は、各自治体で確認しておきましょう。
暮らしやすい場所を選ぶ
購入する場所の周辺を調べておきましょう。
・通勤通学の距離、時間、方法など
・駅の位置
・スーパーやコンビニなどがあるか
・病院が近くにあるか
参考にして下さい。
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不動産情報サイト。住みたい場所の相場が確認できる。また、ここは、ローン借入額を診断もしてくれる
他にも、アパートやマンションの情報もあります。 |
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